ローズマリー

ローズマリーの香りには個性的な清涼感があり、どこか抹茶の香りにもが近い所があります。主にイタリアなどヨーロッパで日常的に広く使われ、殺菌効果や消臭効果があるため肉や魚料理で臭み消しとしてよく利用されます。素材にローズマリーをまぶすと、鮮度が保たれ腐れにくくなるため、老化防止に効く若返りのハーブの名称でも親しまれています。またポリフェノールを多く含み、活性酸素の除去や抗酸化力に優れていることでも有名。様々な効能を持っているのです。

薬理的な使用方法だけでなく、もちろん香り付けとしても優秀です。
特にお勧めなのは鶏肉やラム、子羊のローストやグリル料理です。ラムなどの癖のある肉はいいのですが、鶏肉や魚など淡白な素材は、程よくすっきりとした風味になるよう控えめに使用するといいでしょう。

バジル

トマトと相性がよく、イタリア料理によく使用されることで有名なバジル。みずみずしくさわやかな香りと色鮮やかな緑色が特徴で、ハーブやデコレーションとして様々な料理に利用されます。
原産地は熱帯アジアやインドで、シソ科メボウキ属の一年草です。日本ではバジリコとも呼ばれ、和名ではメボウキという名がつけられています。
どんな環境にも適応できることから、現在はなんと世界中で40種類ものバジルが栽培されているそうです。
火を通さず生の葉をそのまま使用する場合は、指で適度な大きさにちぎって料理にまぶしたり、細かく刻んでマリネやパスタにあえたりします。また、イタリアで有名なジェノヴェーゼ・ソースでも使用されています。
また、火を通す場合はトマトの煮込み料理に加えたり、ペースト状にして下味として牛肉に塗ったりします。こうすると肉からにじみ出す脂肪分とよく溶け合い、旨みがアップするのだといいます。
店先に並ぶ際には、乾燥させた葉やパウダー状にしたものも販売されており、様々な用途で活躍しています。
カレーにさっぱりとした風味を加えたい時には、クローブ・カルダモン・クミンなどのスパイスと組み合わせると相性がよいでしょう。スパイスとしての馴染みはあまりないかもしれませんが、タイのグリーンカレーなどにはよく利用されているようです。

トルコのカレー

トルコ料理はフランス料理(イタリアと合わせて西洋料理)、中華料理に並ぶもうひとつの世界3大料理といわれています。トマト・玉ねぎなどの野菜をふんだんに使うのが特徴で、煮込み料理が多いようです。また、トルコ料理といえばベースにヨーグルトを使用することが有名、どんな家庭料理にも入っているといえるぐらい一般的に使われています。さわやかでさっぱりした酸味がトルコ料理のテイストです。
さて、トルコのカレーですが、やはり野菜とヨーグルトが基本になります。スパイスは控えめにし、食材の旨みやコクを引き出して仕上げるのがポイントです。たまねぎやにんじんはしんなりするまで炒めたり、すりおろしたりして、丁寧に下ごしらえします。野菜以外には、豆やラム肉などがトルコカレーと相性がよく、好んで使われます。
ちなみにカレーと一緒に飲む飲み物として、紅茶や珈琲にミルクを加えた乳飲料がよく出されます。トルコ人は元々紅茶が好きで、カレーのような辛みの強い食べ物を食べる際、辛さをやわらげるための工夫として飲み出したのだといわれています。
トルコ風のカレーをいただくと、なんだか心も体もほっと落ち着きそうですね。

仙台七夕

仙台のお祭りと言えばやはり仙台七夕でしょうか。
仙台七夕の始まりは、伊達政宗の時代までさかのぼると言う説があります。仙台藩婦女の文化向上が主目的だったとの事ですが、実はハッキリしていません。ともかく七夕の風習は江戸時代からあったと言われます。
現在のような大きな七夕飾りを作るようになったのは、大正から昭和にかけての不景気の時代だったと言います。不景気で閑散としてしまった商店街に人を呼ぼうとして作ったの始まり。当時は珍しい大きな七夕飾りの見物に多くの人が訪れ、商店街が大いに賑わい、景気回復に一役買ったと言われています。
その後、高度成長期には東北3大祭りに数えられ、全国に知られるようになりました。そうして、県外の旅行客が多数訪れる祭りへと変化していき、現在では前夜祭を含めた人出が250万人を超えるまでなっています。

ペッパー

日本ではコショウ(胡椒)としてお馴染みのペッパーは、下味をつけたり味を調えたり、どんな料理でも大活躍する調味料。最も身近なスパイスのひとつではないでしょうか。もちろん、カレーを作る時にも使われることがあります。

ペッパーはコショウ目コショウ科のつる科の植物。ブドウのように房状になった果実部分をスパイスとして使用します。原産地はインドで、主にアジアの熱帯地方で育成されています。
ペッパーの種類にはブラックペッパー、ホワイトペッパーのほかピンクペッパー、グリーンペッパーなるものもありますが、カレーによく使われるのはブラックペッパーとホワイトペッパー。この2つは同じ果実を加工して作られるのですが、どの時期に収穫するか、収穫後の後処理をどうするかによって異なる色や風味に仕上がるのです。

ブラックペッパーは、実が青く未熟な状態で収穫し、山積みにして発酵させ、天日干しにして色が黒くなるまで乾燥させます。皮の部分に香り成分がふくまれていて、風味も強いのが特徴です。牛肉など肉料理との相性がいいですね。
またホワイトペッパーは果実が黄緑色になり、完熟してまばらに赤みを帯びてきた頃に摘み取ります。袋に入れた果実を数日間水に浸し、やわらかくなった皮をむいて天日干しにします。こちらはブラックペッパーよりもマイルドで上品な香りがするため、魚料理によく合います。

カレーのスパイスに使う時は、ピリッと強い刺激が欲しい場合はブラックペッパー、反対に味をまろやかに調えたい場合などはホワイトペッパーを、それぞれ使い分けてみてください。