ジュニパーベリー

ヨーロッパ北部を原産とするヒノキ科の常緑針葉樹の実をジュニパーベリーといいます。直径7mm前後の暗紫色の丸い実で、乾燥させてスパイスにします。甘さと苦味のある香りを持ち、ジンの香りづけには欠かせないスパイスなのです。

ジュニパーベリーはドイツやフランスのキャベツの漬物であるザワークラウト、牛や鹿などの肉料理によく使用されます。またドレッシングやバーベキュースパイスなどのミックススパイス、フルーツの砂糖漬けにも味のアクセントとして使われています。

主な効能に消化促進や利尿作用があるため、むくみや水太りの解消に効果的であることが有名。そのほか、肝臓や腎臓、リウマチにも効き目があるといわれています。

ジュニパーベリー

ヨーロッパ北部を原産とするヒノキ科の常緑針葉樹の実をジュニパーベリーといいます。直径7mm前後の暗紫色の丸い実で、乾燥させてスパイスにします。甘さと苦味のある香りを持ち、ジンの香りづけには欠かせないスパイスなのです。

ジュニパーベリーはドイツやフランスのキャベツの漬物であるザワークラウト、牛や鹿などの肉料理によく使用されます。またドレッシングやバーベキュースパイスなどのミックススパイス、フルーツの砂糖漬けにも味のアクセントとして使われています。

主な効能に消化促進や利尿作用があるため、むくみや水太りの解消に効果的であることが有名。そのほか、肝臓や腎臓、リウマチにも効き目があるといわれています。

スパイス貿易

ヨーロッパやアジア、アラビア地方では何千年も昔から薬用、防腐、料理用としてスパイスが使われていました。当時は大変高価なものとして扱われ、貴族が少量ずつ大切に保管しながら使っていたそうです。様々な効能を持ち人々の生活を潤してくれるスパイスは、商売の中心として各国で取引されるようになっていきました。

紀元前1世紀にはローマ人がスパイスを求めてエジプトからインドへと航海をはじめ、中国ではシルクロードが陸路として用いられるようになり、それから数世紀の間東西交流がさかんに行われるようになりました。その後いったん交流が衰えたものの、11世紀になると十字軍が東西の交流を再開させ、十字軍の食料供給地であったイタリアのベニスとジェノバがその時代の貿易を独占するようになりました。14世紀にはこの両国がスパイスなどの貿易の主導権をめぐって争い、勝利したベニスがその後約100年の間東洋との貿易を独占するようになります。

15世紀の大航海時代になるとコロンブスがアメリカ大陸を発見し、新しいスパイスをヨーロッパに持ち帰りました。またポルトガルのヴァスコ・ダ・ガマはインド西岸にたどり着き、インドの国王と取引きの約束を交わしたことで、ポルトガルとインド間でスパイス貿易がさかんに行われるようになりました。この頃から自由競争による値がつけられるようになり、スパイスをめぐって覇権争いが繰り広げられるようになっていったのです。その後主導権はポルトガルからオランダ、オランダからイギリスへと移り変わり、18世紀になってようやく事態が収拾しました。

今でこそ私たちも身近に購入できるスパイスですが、かつては一国の隆を左右するほどの価値を持つ存在だったのです。なんだか信じられない話ですが、多くの人々がスパイスをかけて一生懸命生きたのだと思うと、ちょっぴりじんときてしまいますね。

ニゲラ

二ゲラはきんぽうげ科の一年草で、南ヨーロッパや西アジアが原産。ニゲラという名前には「黒い」という意味があり、黒い種ができることからこのように名付けられました。日本ではクロタネソウとも呼ばれています。また八重状の花びらと繊細な葉が見る人にはかない印象を与えるため、英語では「ラブインアミスト(霧の中の恋人)」とも呼ばれているそうです。

ちなみスパイスとして使用するのは種の部分。17世紀のヨーロッパでは飲み物や甘味料
として利用されていました。現在はインドを中心に種をホールのまま煎り、野菜や豆料理の香り付けに使用したり、上からパンやケーキなどに振りかけて風味を加えるのに活躍しています。
 
また二ゲラは乳の分泌をよくし、授乳を促進する効能があるといわれています。見た目の印象も効能も、特に女性にぴったりのスパイスだといえるのではないでしょうか。

ライムリーフ

ライムリーフ(カフィルライム)は熱帯アジアを原産とするミカン科のスパイスです。タイ語ではバイマックルーといいます。葉は2枚ずつ隣り合わせにつながったようなユニークな形をしているのが特徴。果実はでこぼこした凹凸のある表面をしているため、日本では「コブミカン」の名称で呼ばれています。

料理に利用するのは皮や葉の部分で、葉からは柑橘系特有のレモンにも似たさわやかな香りがします。一方果実の皮はもっと強い芳香と苦味があり、すりおろして料理に添えると風味アップに役立つので試してみてくださいね。
エスニック料理、特にタイ料理で使用されることが多く、鶏肉や魚の料理、カレーのスパイスに用いられます。タイで代表的なトムヤムクンには、レモングラス・パクチーなどと一緒に煮出してスープに辛さと酸味をプラスします。
またタイ料理に限らず、ベトナムやインドネシアなどの東南アジアでもスパイスとして料理に用いられているそうです。