ニゲラ

二ゲラはきんぽうげ科の一年草で、南ヨーロッパや西アジアが原産。ニゲラという名前には「黒い」という意味があり、黒い種ができることからこのように名付けられました。日本ではクロタネソウとも呼ばれています。また八重状の花びらと繊細な葉が見る人にはかない印象を与えるため、英語では「ラブインアミスト(霧の中の恋人)」とも呼ばれているそうです。

ちなみスパイスとして使用するのは種の部分。17世紀のヨーロッパでは飲み物や甘味料
として利用されていました。現在はインドを中心に種をホールのまま煎り、野菜や豆料理の香り付けに使用したり、上からパンやケーキなどに振りかけて風味を加えるのに活躍しています。
 
また二ゲラは乳の分泌をよくし、授乳を促進する効能があるといわれています。見た目の印象も効能も、特に女性にぴったりのスパイスだといえるのではないでしょうか。

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