タイカレー

カレーは国によって色も味も千差万別、その国独自のカレーが存在しています。
今回はエスニック料理として人気のタイカレーについてご紹介しましょう。

タイカレーの特徴はやはりココナッツミルクが入っていること。唐辛子を基本としたスパイスにココナッツならではのまろやかさが加わり、こくと深みのある味わいに仕上がります。
唐辛子の種類には赤、緑、黄があり、どのスパイスを使うかによってレッドカレー、グリーンカレー、イエローカレーに大別されます。
赤・青唐辛子のプリッチーファと、これより小さい青唐辛子であるプリッキーヌがポピュラー。プリッキーヌはタイで最も辛い唐辛子だといわれており、ほんの少量でも思わず顔が真っ赤になるほど刺激が強いそうです。
具材は鶏肉や海老、ナスなどを使用。特にグリーンカレーはバジルなどハーブもベースに使われるので、爽やかな辛さと酸味が夏に人気の秘訣なのではないでしょうか。

タイでカレーは日本でいうと味噌汁のように、毎日の食卓に出される身近な料理なのだそう。そのため汁物という意味の「ゲーン」と呼ばれているのです。
またタイではカレーの屋台が存在します。様々な種類や色のカレーが大きな鍋で並び、たくさんの人々がテイクアウトで家に持ち帰り、ご飯にかけて食べるそうです。今日は何を食べようか、といって家族でカレーを選ぶのも楽しそうですね。

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