コリアンダー

久しぶりにカレーのスパイスをご紹介しましょう。
今回はコリアンダーです。コリアンダーは高さ80cmほどのセリ科の一年草で、原産地は地中海地方。日本ではコエンドロ、中国パセリなどとも呼ばれるそうです。

コリアンダーには随分昔から歴史があります。サンスクリットの書物や紀元前の医学書にはコリアンダーの効能や料理方法が記されていましたし、ツタンカーメン王の墳墓からも発見されています。古くから人々に利用されていたことが分かりますね。
その後はローマからヨーロッパ全土に広まり、アメリカには初めて持ち込まれたスパイスのひとつとして伝わりました。

スパイスとして使用するのは主に果実の部分で、葉は薬味として利用されています。主に東南アジアから東アジアで利用されています。果実をすりつぶすとレモンなどの柑橘系と、薬草や木のような苦味のある香りが混じったような独特の風味が出ます。香り成分はモノテルペン類のセルミンC10H16、デカナール。これは他にオールスパイスやドクダミにも含まれています。

カレーのスパイスとして利用する場合はやはり芳香づけが目的。独特の甘い風味がカレーをマイルドさを加えます。その他にも肉や卵、豆料理によく使用され、インド料理やタイ料理まで幅広く利用され親しまれています。

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