上手な米の研ぎ方

ふっくらした美味しいご飯を炊くためのポイントをご紹介します。

皆さんはお米を研ぐときどのようにしているでしょうか?よく聞くのは、炊飯器のボウルにお米を入れ、水を加えて手でかき混ぜながらギュッギュッとこすり合わせるようにして研ぐ→水を捨てて、再度水を加えて同じように研ぐ→これを数回繰り返す、という方法です。しかし、実は現在店で売られている米は、精米機でしっかり磨かれじゅうぶんぬかが取り除かれているため、研ぎすぎるとかえってデンプンが逃げてしまい、甘みの少ないご飯になってしまうのだといいます。水を注いで軽くかき混ぜる→水を捨てる、この作業を3~4回ほど行うくらいが丁度よいのだそう。ただし、お米が古い場合は軽く研ぎ、古米臭を取り除くといいでしょう。

また、ご飯を炊く前に米をしばらく水につけておきます。こうするとアミラーゼという酵素がデンプンを分解して糖が出ますし、水分がひとつひとつの米粒に十分浸透し、炊飯の際に均一に糊化するからです。夏は30分、冬は1時間、そして春と秋はその中間を目安につけるのがベストです。

そしてご飯が炊けてからもうワンポイント。すぐ蓋を開けず、10~15分ほど蒸らしましょう。これは米粒の表面についた水分を内部までしっかり均一に浸透させるため。米粒ひとつひとつがふっくらと甘みのある、美味しいご飯を炊くことができます。

ニンジン

ニンジンのないカレーは多くありますが、基本はニンジンはカレーに欠かせない材料です。特に家庭で作るカレーには必ずといっていいほどニンジンが具材に含まれています。生のままだと固くてあまり味はしませんが、加熱することで柔らかくほのかな甘みが出てきます。ニンジンは嫌いだけど、カレーに入っているニンジンなら食べられる、というお子様も多いのではないでしょうか。

切り方は一口大の乱切りや薄く切るイチョウ切り、ドライカレーの場合はみじん切りなどにします。お子様のいる家庭やパーティーの時には型抜きで花形や星型にくりぬいても楽しいですね。

ニンジンはセリ科ニンジン属の野菜で、太くて短い西洋品種と細長い東洋系品種があり、ます。江戸時代に栽培されていたのは東洋系品種ですが、現在スーパーでよく見かけるのは西洋系品種となっています。

なんといってもビタミンA、カロチンが他の野菜と比べて圧倒的に豊富なのが特徴です。鉄分やカルシウム、ビタミンBも含まれていて栄養価100点満点の優秀な野菜です。

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