ビーフ

牛肉は食肉の中でも値段が高く、高級食材として知られています。他の食用肉と比べると、ミルクのような甘味と独特の風味が特徴です。

輸入ものと国産ものがあり、国産ものはさらに和牛と乳用肉に分けられます。和牛は日本人が好む、赤身に脂肪が細かく入った霜降り肉が多くとれます。繊維がきめ細かく、とろけるような食感が人気の秘訣。しかし飼育にコストがかかるので、現在はアメリカやオーストラリア産の安い牛肉が多く消費されているのが現状です。

牛肉は動物性タンパク質であるほか、鉄分やビタミンB群、亜鉛などのミネラルも豊富に含まれています。コレステロールやカロリーも考慮しつつ、適当な量を摂取すれば、筋肉をつくったり体を丈夫にしてくれる大事な食料源です。

牛肉はサーロイン、リブロース、ヒレ、肩、肩ロース、ばら、もも、すねなど様々な部位を食用にすることができます。牛タンやレバー、ハラミなどの内臓も焼肉等で人気のメニューです。その中でも、カレーに使用するなら肩やバラ肉がお勧め。これは長時間煮込むと牛肉の味がじわっと浸透するためです。ちょっとリッチに決めたいときは、思い切ってヒレ肉を使ってみるのもいいですね。

ちなみに牛肉は筋繊維がしっかりしているため、冷凍保存に向いています。料理に使用して余ってしまった分を冷凍しても、家庭用冷蔵庫で半年と持つというから嬉しいですね。

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