ラムとマトン

ラムは生後1年未満の子羊のことをいい、臭みは少なく赤味が濃いのが特徴です。一方マトンは生後1歳以上の羊のことで、脂身に独特の臭みがあるため、料理に使用するときはこの部分を取り除いて使用します。

羊肉は日本では豚肉や牛肉と比べると消費が少ないですが、オーストラリアやニュージーランドでは代表的な食用肉です。またフランス料理やイタリア料理では高級な肉として認知され、欠かせない食材となっています。日本で羊肉を使った料理で有名なのは、やはり北海道を中心に盛んなジンギスカンです。他にはスペアリブの香草焼きとして調理されています。

羊肉で注目すべきはその栄養価。ビタミンやミネラルがバランスよく含まれているため健康にいいのです。また他の食用肉と比べると低脂肪でコレステロールが少なく、さらにカルニチンと呼ばれる脂肪を燃焼させる働きを持つ物質が含まれているということで、ヘルシーな美容食としても注目を集めています。

カレーに使用するなら歯ごたえが柔らかい足の部位がお勧め。臭みが気になるかと思いますが、心配はいりません。カレーはスパイスをたくさん使用しているので、しばらく煮込めば臭いも気にならなくなるのです。まだラムやマトンを食べたことがない方は、まずカレーでトライしてみるといいかもしれませんね。

スパイスの保存方法

スパイスはなんといっても香りと色が命。料理に微妙な色あいや風味をプラスしてくれる頼れる存在です。しかし本来は光・熱・湿気に弱くデリケートですので、保存方法を工夫してスパイスをこれらから守らなければなりません。

生のもの、乾燥させてあるものそれぞれに適した保存方法を知っておくと、スパイスを長持ちさせることができます。

生のもの(フレッシュスパイス)は野菜や果物と同じようにあまり保存がきかないため、使う量だけ購入するようにします。使いきれなかった場合はできるだけその日のうちに冷凍してしまいましょう。細かく刻んで水気を切り、冷凍用パックなどに密閉して冷凍庫へ入れておくと、次に調理する時大変便利です。

またオイルやビネガーに漬けるのもお勧めです。ビンや密閉容器によく水気を切った材料をいれ、オイルやビネガーを足し、2週間ほどおいて使う前にこしましょう。香りが液体に移るまで多少時間がかかるため、芳香の強いスパイスを使用するとうまくいきます。マリネやドレッシングに使うと風味がアップしてとても美味しいので試してみてください。

乾燥したスパイスの保存方法で注意したいことは、まずビンに入っている場合は蓋をしっかり閉めること。スパイスの香り成分は揮発性のものがほとんどのため、湿気が入らないよう密閉した場所に保つことが大切なのです。そして戸棚の中や日の当たらない冷暗所に保管し、高温を避けるようにしましょう。

またいつも料理の際に、ビンや容器のスパイスを使う場合は直接振り出し口から振りかけずスプーンですくう、ビンを火のそばに置きっぱなしにしないようにするなど、スパイスの風味を新鮮に保てるようちょっとした心がけをしておくといいですね。

カレー菓子

カレー風○○という料理はたくさんありますが、カレー菓子も小さなお子さんからご年配の方まで馴染みが深いのではないでしょうか。ポテトチップスなどのスナック菓子、せんべいなどは、カレーのピリッとした風味と旨みがきいた美味しさが人気ですね。

このようにカレーの菓子といえば辛くて塩気のあるものが一般的かと思いますが、なんと甘いカレー菓子なるものもあるというのです。特に日本のカレーのルーツが誕生した横須賀では、カレー味のソフトクリーム、クッキーやどら焼きが販売されているといいます。しっかりカレーの味がするものからほんのり風味がついている程度まで様々で、評判もなかなかいいそうです。しかし一体どんな味がするのでしょう、ぜひ自分の舌で確めてみたいところです。

チャービル

チャービルはヨーロッパ東部を原産とするセリ科の一年草。現在は主にフランスやアメリカで栽培されています。水栽培で簡単に育てることが出来るので、家庭で栽培している人も多くいるようです。

フランスではセルフィーユという別名を持ち、美食家のパセリと呼ばれています。
誠実・正直という花言葉の通り、上品な香りが特徴で苦味や辛みはありません。
ヨーロッパ地方やアメリカではキリストの復活を記念する日にチャービルを食べる習慣があるそうで、希望のハーブとも呼ばれています。

チャービルの効用は発汗作用を高めること。ビタミンC,カロチンなども多く含み、高血圧、風邪を引いてしまった時など料理に使うと効果的です。

サラダの飾りに利用したり、肉や魚のソテーにはみじん切りにして加えたりします。
乾燥させて使うこともフレッシュな状態のまま使うこともできますが、生のものは加熱すると香りが飛んでしまうデリケートな一面を持っています。火を通す場合は仕上がりの直前に加えるなど、特性を上手に利用して料理できるといいですね。ドレッシングや冷たいパスタなどもおススメです。
またフランス料理の調味料として頻繁に使用されるミックスハーブ・フィーヌゼルブには欠かせない定番のハーブとなっています。

カレーにとろみが出ないときはどうしたらいい?

カレーといえば特徴的なのはあのとろみですが、これは小麦粉が加熱されて糊化するためです。しかし、空気中の菌や人間の唾液・味噌・醤油などに含まれている酵素がカレーに混入すると、とろみのもとである小麦粉の粘性を切ってしまい、とろみの出ないカレーになってしまいます。また、煮込んだ際に野菜が煮崩れてカレーとなじむことでもとろみが減りますので、野菜を使わないカレーやシーフードカレーなどはとろみがつきにくく、さらっとした仕上がりになりやすくなります。

このようなときは、じゃがいもやニンジンをすりおろして入れると簡単にとろみを加えることができます。またパン粉を牛乳で溶かしたものや、小麦粉とバターを電子レンジにかけ練り合わせたものを入れてもいいでしょう。この場合、ダマにならないよう様子を見ながら、少量ずつ加えていくのがポイントです。

ちなみにカレーが完成した後も、出来上がったらすぐ蓋をする、残ったカレーは容器に密閉して冷蔵庫に入れて保存するなど、なるべく空気が入らないようにしておくと、とろみのある状態を保つことができます。