カレーの価格

近頃カレールーのメーカーが商品を続々と値上げするニュースが続いています。2007年の9月にはカレールー大手のハウス食品が値上げを表明し、翌月には同じくカレールーの主力メーカーであるヱスビー食品が、約6%から10%価格を上げるという発表を行いました。

またカレールーに限らず、パンやハムといった食品も10%近く値上がりしていますが、これは近年油脂や小麦、香辛料などの原料価格が高騰し、資材などの経費も上昇していることが原因となっています。原料価格の高騰が急であったことと、食の安全に対する感心の高まりに合わせたコスト増加などの理由もあり、今までぎりぎりのところでやりくりしていた価格設定では限界があるため、価格上昇に踏み切ったのだということです。

今後家庭でカレーを作る場合は、具にボリュームを持たせる、しっかり保存して期限を守って使い切るようにするなど、家計に影響が出ないよう、色々工夫してみる必要がありそうですね。

ガラムマサラ

ガラムマサラという名を皆さんよく耳にするのではないでしょうか?クローブやシナモンのようにスパイスの一種だと思われがちですが、実は複数のスパイスを組み合わせて作られるインドの代表的なミックススパイスなのです。

一口にガラムマサラといっても様々で、2~3種類のスパイスを混ぜ合わせて簡単に作れるものから、十数種ものスパイスを配合したものまでその種類や数は無限大。

語源はヒンズー語で「ガラム=辛い・熱い、マサラ=混合スパイス」から来ています。
「辛い」は理解できますが、「熱い」という意味が含まれるのは熱を加えて作られるためです。またインドの家庭ではおふくろの味として料理に使われるので、あたたかいという意味合いが生じたのだろうという説もあります。マサラにはグリーンマサラやチャットマサラなど、ガラムマサラ以外のスパイスも存在します。

ガラムマサラは辛味を味付けるというよりも香りづけがメインです。
主にクローブ・シナモン・ナツメグの3種類がベースとなることが多いようですが、シナモンにカルダモンやメースをブレンドした香りのいいもの、ペッパーとクローブを基本とする辛みの強いものなど料理や好みに合わせて自由にブレンドすることができます。

作り方は、まずスパイスをホールや粒のまま、火の通りにくい順に煎ります。これをすりこぎやミルなどを使って砕いて粉にすれば完成です。
料理に使用する際、香り付けをメインとするなら煮込み料理などで火を止める直前に加えるといいでしょう。また下味や調理中に使うこともあるので、使用する目的や料理に合わせてうまく取り入れるとぐっと風味がアップします。いずれにしろ多すぎず少なすぎず、適量を加えるのがそのスパイスの良さと料理の美味しさを引き立てるコツです。カレー好きの方はぜひ探究してみてくださいね。

カレー粉を使ったサラダ

定番のポテトサラダやマカロニサラダをカレー風味にしてみると、いつもとちょっと違ったサラダを作ることができます。作り方も簡単ですのでご紹介しましょう。

カレー風味のポテトサラダを作るには、ジャガイモを茹で、きゅうり、ハムなど好みの具材を食べやすいように切っておきます。通常はマヨネーズと塩コショウ、酢やレモン汁を加えてあえますが、ここでカレー粉を少々いれる、これだけでOKです。マカロニサラダも同様で、通常の調味料にカレー粉を混ぜてあえると、あっという間にカレー風味のサラダが出来上がります。

上でご紹介したカレー風味のポテトサラダやマカロニサラダは、上にチーズをのせてオーブンで焼いたり、パンにはさんだりするとさらにバリエーションを楽しむことができるので、色々工夫してみると楽しいですよ。ちょっと冒険してみたくなったら、ぜひカレー粉を手にとり、野菜とにらめっこしてみてください。

ラッシー

カレーのサイドメニューのひとつに、ラッシーというヨーグルトをベースに作られたインドの飲み物があります。ヨーグルトの酸味とさわやかな甘さが、カレーと相性ぴったりです。

ラッシーは地域や作る人によって味の濃さやのどごしが異なるため、色々なバリエーションを楽しむことが出来ます。シンプルなプレーンのほか、マンゴー、バナナ、パパイヤなどを入れたフルーツラッシー、塩を入れたソルティラッシー、砂糖を入れたスウィートラッシーなど、種類も豊富です。

作り方も簡単で、ボールにヨーグルトに水、ミルク、ハチミツ、クリームやレモン水などを好みの分量入れてよく混ぜ合わせ、冷蔵庫で冷やせば出来上がりです。また水分と脂肪分を分離させたい場合は、材料をミキサーにかけて攪乱させます。さらさらした液体のラッシーにどろっとした脂肪分の濃い部分をのせて飲むとおいしいのだそう。フルーツラッシーを作る場合は、一緒にミキサーにかけたり、ジャムで代用してもOKです。

レーズン

給食のドライカレーにレーズンが入っていた思い出はありませんか?
辛いものが苦手でも、レーズンが入っていれば味がマイルドになるから食べられる、という人がいますね。辛くて刺激のあるカレーにほのかな甘みを含んだレーズンは意外とマッチするんです。インドカレーはもちろん、欧風カレーにもよく合います。

レーズンの原産地はカリフォルニア。スペインの宣教師が、夏の暑い日差しですっかり水分の飛んでしまったぶどうをサンフランシスコに送ったところ、たちまち評判になったといいます。レーズンの歴史をさかのぼると、その昔木になったままで自然乾燥していたぶどうを偶然発見した人がいて、それから長い年月をかけてたくさんあるぶどうの種類の中からレーズンにぴったり合う種類を見つけ出したのでした。

レーズンは天日、もしくは人工的に乾燥させて作るドライフルーツです。糖分が多く含まれるためそのままでも充分甘みがありますが、 バターに練りこんでレーズンバターにしたり、ラム酒に漬け込んでラムレーズンにしてもとても美味。レーズンを使ったクッキーやパウンドケーキ、レーズンパンは年齢性別問わず人気の高い料理です。

またレーズンは鉄分、ミネラルやカルシウムといった栄養素も豊富。ポリフェノールや食物繊維も含まれています。貧血や疲労回復、さらにはガンの予防まで、舌だけでなく身体にも美味しい存在だといえるでしょう。